AVコーナー

体験談

いつも通り、少年は俺がわざと作った隙をついてAVコーナーに入った。
俺も普段と同じように暫くミラー越しにその様子を確認する。
ポケットに突っ込んだ両手がもぞもぞと動き、陳列されたAVのパッケージを瞬きもせずに見ているのもいつも通りだ。
しかし、ここから俺はいつも通りと違う行動に移る。
スタスタと早歩きでカウンターを出るとAVコーナーに向かった。
「ちょっと、キミ」
少年に声をかけると、びっくりして両手をハーフパンツのポケットから出し、目を合わせないように顔を背け、逃げるように歩き出した。
「ご、ごめんなさい・・・」
そう消え入りそうな声で言いながら俺の横を早足で通り過ぎようとした時、俺はその少年の手首を掴んだ。
「待ちなよ。キミの事を怒ろうってんじゃないんだ。今見てたやつ、中身を観てみたくないかい?」
すっかり怒られるものだと思っていた少年は、俺の言っている事がすぐには理解できなかったようで、こちらの顔を見上げてきょとんとしている。
その顔から更に視線を下に移すと、ハーフパンツの前が不自然に膨らんでいるのが見て取れる。
「見せてあげるよ。その代わり、絶対に誰にも内緒だからな」
そう言って少年に向かって笑顔を作ってやると、やや警戒の色を残しつつも、やっと少年の表情が弛んだ。
手首を掴んだまま少年を、AVコーナーのさっき彼が立っていた場所へと促す。
「ほら、どれがいい?」
恥ずかしそうに一本のAVを指をさしながら、ほんのり頬を染めている。
「よし、じゃあ、ほら、それ持って付いて来な」
パッケージを少年に持たせて倉庫に連れて行く。
返却されたソフトを確認するためのプレイヤーとモニターに電源を入れ、AVをプレイヤーにセットし、その前に丸椅子を置いてやった。
少年を丸椅子に座らせて再生ボタンを押し、俺もその横で画面を見る、いや、画面を見るふりをして少年の様子を覗う。
暫くすると、少年はもぞもぞと足を擦り合わせるような落ち着かない動きをしていたが、その動きをやめると両手を腿に挟んで前のめりの格好で画面を凝視し始めた。
「ちょっと、店の方に出てるけど、その辺においてあるもの触っちゃダメだよ」
俺はそう言って倉庫を出た。
きっと少年はペニスを弄りたくて仕方ないのに、俺が横に居たからできないでいたのだろう。
一度、その場から離れて、イキそうな頃を見計らって戻ってやろう、そう思い、カウンターでほんの少しの時間の経過を待ち、倉庫に戻る。
シャッ、とわざと大きく音が出るようにカーテンを動かして倉庫に入る。
少年はあわててハーフパンツの前にやっていた手を元通り、腿に挟んだ状態に戻した。
「いつもみたいにして良いんだよ、どうせいつも俺が見てたんだから」
少年はハッとしてこちらを見た。
初めて見るAVの刺激と、直前まで彼自身の手により弄られていたせいで、彼のペニスの状態はハーフパンツ越しでも分かるくらいになっている。
「ほら、続けなよ。もうビンビンで苦しそうじゃないか」
バレていないと思っていたことがバレていたことと、念願かなってAVを見ることができた現状、そして快感を求めてはち切れそうなペニス。
少年はこの後、自分がとるべき行動が分からず、俺の顔を見ている。
「せっかく見せてあげてるんだから、楽しみなよ」
そういって指差して彼の目線を俺からモニターに向け、彼の横に並ぶようにしゃがんだ。
「自分でしないなら、俺が手伝ってやるよ」
そういってハーフパンツのふくらみに手をそえる。
一瞬、びくんと動いたが、その手は振り払われるような事はなかった。
「いつもパンツの中に出しちゃってたの?」
そう聞きながらゆっくりとふくらみの上に置いた手を前後させる。
「うん・・・」
小さくそう答えながらも、だんだんと早くなる吐息を隠せないでいる。
「じゃあ、今日もそのつもりで来てたんだね」
言いながら手の動きを早め、手の形も握るような形にして全体を刺激すと、少年はハァハァと早くて浅い呼吸をしながらコクリと頷いた。
「もう出そう?」
その問いに答えることなく、少年は小さくアッと声を上げて果てた。
手の中にビクンビクンと言うペニスの脈動と、勢い良く出る精液が下着にぶつかる圧力を感じ、俺は何とも言えない満足感を感じていた。
「いつもこの後どうしてんの?」
何の気なしに聞いてみると、そのまま穿いて乾かすとの返事。
あぁ、母親には洗濯の時にパリパリでバレてるな、なんて思ってニヤリとする。
「また見たくなったらおいで。この時間ならお客も殆ど来ないしな」
そう言って送り出してやった。
今度来たらもう一歩進んだ事をやってあげようか・・・
彼が来るうちはこのバイトはやめられないな。

部活帰りの童貞包茎男子校生。青春時代の男子の会話と言えば「エロトーク」!混み合う電車の中でも構わず、友達とエロエロトーク炸裂!部活で疲れてるはずなのに、下半身と好奇心は前期いっぱいの世代。携帯に保存しているとっておきのエロ画像を友達に自慢していると、股間がムクムクと反応!すぐに勃起するのはご愛嬌の年頃男子は一目でも構わずに股間を弄る。


おどろいた。
またおいでとは言ったが、まさか翌日に来るとは余程きもちが良かったのだろう。
いつも通りにキィと音を立ててドアを開け店内に入って来た少年は、カウンターに立つ俺を見ると小さく頭を下げて近づいてくる。
いらっしゃいませ、と一応は決まり通りの挨拶を言いながら軽く手を上げてやる。
「あの……また見せて欲しいんだけど……」
「また来いとは言ったけど、昨日の今日じゃんかよ。エロいなー、最近のがんちょは」
少し意地悪く言ってやると、耳まで真っ赤になって視線を下に逸らせてしまった。
かわいそうなので、ぽんぽんと腰の辺りを軽く叩きながらAVコーナーに促してやると、少年はパッケージを手に取り嬉々として品定めをはじめる。
すでに少年の穿いているハーフパンツの前は、その下に隠した快感を求めて熱を溜めているの少年の物で膨らんでいる。
「決まったらカウンターの裏まで持っておいで」
そう言い残して戻ろうとしたら、AVのパッケージを一つ掴んですぐ後ろを付いてきた。
陳列してあった空のパッケージに対応したソフトを棚から探し出すと、昨日と同じように奥の倉庫にある確認用のモニターとプレイヤーにセットしてやる。
昨日は音声なしだったが、今日はモノラルのイヤホンを片方に耳につけるように渡してやる。
モニターに前振りのつまらないストーリーを演じているAV女優が映っている間はジッと見ているだけだったが、映像が行為へと変わっていきしばらくすると腿に両手を挟んでもじもじと落ち着きが無くなってきた。
一緒にAVを見るふりをして様子を覗っていると、もじもじとしていた少年がチラとこちらを向いて目が合った。
俺は少年を凝視していたのがバレないようにモニターに視線を移すと、少年ははっきりわかるようにハーフパンツの上からそこにある膨らみをぐにぐにと揉み始めた。
昨日でバレてたのがわかったし、イッたところも見られてるから隠そうとする事より気持ち良くなることを選んだんだろうな。
そんなことを考えていたが、このまま一人でイかせてしまっては勿体無い。
「今日は俺が手伝ってやらなくてもいいのか」
冗談ぽく言うと少年は一瞬びくっとして手を止めこちらを見た。
「オナニーも自分でやるよりしてもらった方が気持ちよかっただろ?」
してもらう時点でオナニーではないのだが。
少年は少し躊躇するような間を置いてからコクリと頷いた。
「よし、じゃあまた手伝ってやるから、手をどけて画面だけに集中してればいいよ」
昨日と同じように隣にしゃがんで少年の熱くなった部分に手を添える。
衣服越しに握るようにしてゆっくりと手をスライドさせると、連動して甘い吐息を漏らす。
クチュクチュと先走りの汁がいやらしい水音を立てるようになったところで、前触れも無くハーフパンツと下着に手をかけて下に引っ張り、その中で苦しそうに涙を流す彼自身を外へと解放してやった。
「えっ! あ、ちょっと!」
あわてて引きずり下ろされた前の部分を戻そうとする少年の手を腕で遮りながら俺は言う。
「直接した方が気持ちいいじゃん。それにまたパンツ汚して帰ってもさ、パンツにセーエキ出してるの親にバレてるかもよ?」
さらに間髪入れずに少年の包茎ながらも幼い容姿からしたらやや立派な物を握ってやると、引き摺り下ろされた衣服の前を直そうとしていた両手を引っ込め、ハーフパンツから出したシャツの裾を快感に耐えるように握り締めた。
露になった棹の部分を包皮ごとスライドさせてやると、付け根へ動いた時に粘液を纏った亀頭がわずかに姿を見せ、先端へと動いた時は余った皮がくしゃくしゃと縮こまって、その先から透明な液体が糸を引いて落ちた。
少年の息遣いは はっはっはっ、と早くなり急速に射精の瞬間へと近づいているいようだ。

俺は手を止め、しゃがんだまま少年の前に回り、触れていなくてもビクンビクンと最後の絶頂を待ち焦がれて切なげに脈動する彼のペニスをじっと見つめる。
急に与えられる快感が途切れた少年はおずおずとこちらを覗うが、俺はまるでそれに気づかないかのように彼の股間へと顔を埋めていく。
ぱくり、と脈打つペニスを咥えこむと、少年は大きく体を震わせ驚きと戸惑いの表情で上から自分の股間にある俺の顔を見ている。
お構いなしに口の中で舌を包皮と亀頭の間にこじ入れると、少年はアッと声を漏らした。
わずかに小便の匂いが鼻に抜ける。
包皮と亀頭の間で一周、二周と舌で円を描くように亀頭全体を味わう。
上目遣いで表情を確認すると、未熟な亀頭へ直接の刺激は強すぎたのだろうか、目をつぶって顔をやや上にむけて小刻みに震えていた。
つづけて舌先で尿道口をつつくと、まだ性器として未発達なせいで快感より痛みが強いのだろう、少年は逃げるように腰を引いた。
俺は亀頭への舌撫をやめ、穏やかな快感を与えてやろうと口全体で包み込むように咥えた。
頭を前へ動かし、軽く吸い込むように負圧をかけながら素早く付け根の方まで深く咥え込んでいく。
少年は与えられた快感に答えるように軽く腰を前に突き出してきた。
片方の膝はわずかにカクカクと振るえ、呼吸も浅く早いものになってきている。
次は頭を後ろに引きながら、舌を全体に絡め遅い動きで後退していく。
この緩急を繰り返してやると息遣いに混じって小さく声を漏らして喘ぐようになった。
「はっはっはっ……ん……はぁ、はぁ、アッ、はぁ、はぁっ……」
少年の甘い声を聞きながら、フェラチオを続けていると、俺自身もジーンズの前を痛いほどに張りつめさせていることに気づいた。
クチュ、ピチャ、ジュルッと唾液と先走りの混ざった汁音と、少年の押し殺しても漏れ出る嬌声が俺をこんなにも興奮させている。
もっと鳴かせてやりたい、もっと感じさせてやりたいと自然に俺の頭の前後運動が速くなる。
「あっ! で、でる! でちゃう」
不意に少年が声を上げたかと思うと、俺の口からペニスを引き抜こうと大きく腰を引いた。
俺は反射的に少年の腰に腕を回して逃げられないようにすると、一際素早い動きの往復で仕留めにかかる。
「だ、だめっ……でちゃっ、んん!!!」
言うと同時に少年は俺の口の中に大量の精を放つ。
動いていたせいか、向きがずれたおかげでのどへの直撃を避け咽ることはなかったが、口の中で受けた射精の圧力に驚いた。
勢い良く爆ぜた初弾が上あごに叩きつけられ、びゅっ、びゅっ、と二度三度と吐き出される精をこぼさず口で受け止める。
少年は俺の頭を抱えるように前傾し、肩を上下させて荒い呼吸をしていた。
ちゅぽん、と音を立てて少年のペニスから口を離す。
片膝を付いた姿勢のまま、自分の手のひらに口の中の精液をどろりと吐き出して、まだ息を整える事が出来ずにいる少年の顔の前に差し出し、見せる。
「すげえな、こんなにいっぱい出しちゃって」
そう言ってフフンと笑ってやると、息が上がって声を出せずに居るのかジッと無言で自分の出した体液を見ていた。
「そんなに気持ちよかった?」
手のひらの精液をティッシュで拭きながら聞くとコクリと小さく頷いた。
快感の余韻に浸ってまだ穿いていたものを上げることさえ忘れている少年の、その恥ずかしそうに頷くしぐさに俺はひどく興奮した。

“しなきゃいけないから”“将来困らないように”と駆られつつ毎日のように塾に通う菅生。別の学校の吉井に「ここ分かる?」と数学の問題の解き方を訊かれ、それをきっかけに仲良くなったある日、自習室で静かな寝息を立てて眠っている彼を起こそうとしたところ――。


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