ぼくの中学校時代に竜一という結構格好よく、性格もいい男子からも女子からも人気のあるクラスメートがいました。
身長もクラスの男子の中では真ん中よりは低めくらいで、やせ形でほっそりしているという感じの奴でした。
その人気者の竜一が中学2年生のある出来事をきっかけにして、
いじめキャラへと変貌していきます。
竜一は風邪で休んだりとか病気で欠席するというのは、小学校の時から思い出しても思い出せない位、体が弱いという訳ではありません。しかし、中2の一学期の中間考査が終わってすぐ位、
だから6月の初め頃の事ですが、突然学校を休みました。
朝のホームルームで担任から、竜一は体の調子がよくなく、一週間くらい入院するのでしばらく休みますという事か伝えられた。
クラスの誰もがその事を聞くまで入院している事は知らなかった。ただ、入院と言ってもたいしたことはないのでお見舞いは家族の希望でなしにして欲しいらしく、どこの病院なのか、病名は何なのかまったく解らなかった。
クラスでは、竜一の分のプリントや配布物は整理して保管しておくことと、ノートも交代で書き写し後から渡して戻ってきても問題ないようにしてあげようと決まった。
そして一週間が過ぎたが、竜一は学校には現れなかった。担任からはもうしばらくかかるらしい事を毎朝報告があるだけだった。
クラスのみんなは本当に大丈夫なのか心配している人が多くなり、重病説もながれたりした。
竜一が学校を休んで11日後、竜一が学校に登校した。
竜一は元気そうで、朝登校してからは、クラスの男女を問わず、
竜一にいろいろ話をし、病気のことや入院の事も聞いていた。
竜一は、それでも病院と病名だけはごまかし返事をしていた。
そして竜一の入院先と病名が解るのが昼休みのふとした出来事だった。竜一は激しく暴れ回らなければ大丈夫という事で、体育と部活はあと一週間は念のために休むらしかったが、昼休みは、
ぼくたちが外で遊ぶのには早速ついてきた。
昼休み、ぼくたちはいつものようにグラウンドで遊ぶために、
外に出た。クラスの男子の8割くらいはいつも一緒に遊んでいた。そしてグラウンドに出ると、同じ学年の別のクラスの生徒から、竜一に声をかけてきたのだ。(別に知らない人とという訳でもないので別段気にはかけるほどの事ではない。)
「竜一君、もう大丈夫。」
「うん。」
「お腹の下の所、抜糸したばかりだからまだあんまり暴れたら駄目だよ」
「解ってるって」
その会話から、竜一の入院に関して詳しいことを知っている生徒が別のクラスの方にいたのだ。
同じクラスの生徒からは、
「竜一、何であいつあんなに詳しいんだよ」
「竜一、お腹真下の所の抜糸って、お腹切られたの」
と再び質問攻めの状態になった。
それを見ていたさっきの生徒が、
「竜一君はうちの病院に入院してたんだよ。盲腸で」
竜一は、その生徒に向かってそれを言うなょという感じで少し睨んだようだった。
竜一の入院先と病名がわかり、またお腹の下を切って縫っているという事も初めて知ったぼくたちは、そのまま、グラウンドで遊ぶのをやめて、体育館の陰にかくれるような場所にみんなで移動した。
そして一人から、
「竜一、手術した所見せてよ。切った所ってどうなってるの」
すると周りからも
「見たい見たい」という反応が大勢をを占め、竜一ももうこの場は収まらないと察したのか、
「ちょっとだけだよ」
と言い、みんなに見せる事になった。
ズボンのベルトを外しズボンの留め具を外してズボンが落ちないように片手で支えながら少し下ろし、ズボン下にはいていた、
体操服の濃紺の短パンと、下着のブリーフもずらして、手術の形跡のある所を見せてくれた。
ぼくも含めそこにいたクラスのみんなは、手術跡の生々しい感じを初めてみため、ただただすごいという感じで見せてもらった。
手術後初めての学校に来た日はこれで終わったが、ぼくたちは、
次の日に新たな事実を知り、それが竜一をいじめはじめるきっかけとなった。
次の日、ぼくが登校した時、竜一はまだ登校しておらず、
クラスの男子が教室の後ろの方にあつまり、何かこそこそ話をしていた。ぼくは、みんな何しているのか気になり、荷物を自分の机に置いた後、みんながいる方へ向かった。
みんなが話している内容はこんな感じだった。
竜一が入院した病院は、同級生の男子の家が経営している病院で、昨日話しかけてきたのが、その同級生。
そして、その同級生はバスケット部に所属していて、ぼくのクラスのバスケット部のやつが部活中に、竜一の入院の時の事について教えてくれた話しをしていたのだ。
中学生にもりかいできる程度での話なので、正確かどうか解らないが、盲腸の手術はお腹の下の部分を切開し、盲腸を切り取って
、切開した部分を糸で縫い合わせる、そして縫い合わせた部分を別の日に抜糸して、おならが出たのを確認できたら退院できる。
竜一の場合は、学校から帰宅後、急にお腹が痛くなり、それがあまりに普通でない痛がり方だったので、家の人が心配して、竜一の家から近い病院に連れて行った。いろいろと検査して急性盲腸とわかり、そのままその日手術に至ったのだそうだ。
そしてしゅじゅつが決まったが、学校の制服でそのまま病院に行ったため、パジャマやジャージみたすなものは持ってきておらず、下に体操服を着ていたので、体操服で手術に向かうことになった。ただ、手術の前にしなければいけないことがある。
それは陰毛を完全に剃ってしまわないといけない。手術中に毛が抜けて体内に入らないようにするためだそうだ。
その陰毛を完全に剃るのは看護婦さんの仕事で、その病院では、
ぼくたちの同級生のお姉さんが看護助手として研修をかねて仕事をしていたため、そのお姉さんの手によって剃られたそうだ。
お姉さんは高校3年生にあたる学年で、ぼくたちとも年齢が近い。そのときの竜一の事を考えるとぼくはかわいそうな気がしたが、みんなは面白がって話しに盛り上がっていた。
同級生のお姉さんの看護師は、体操服姿でベットに寝ている竜一を見て、「○○中だね。うちの弟と同じ学年?」
学校の体操服のネームの色が学年ごとに違ったので色を見ればすぐに解るようになっていた。もちろん名前も。
「これから手術の前に陰毛を剃るから、ちょっと脱いでもらうね。恥ずかしがらなくていいよ」
中学2年の時に看護婦さんとはいえあそこを完全にさらすのは絶対に恥ずかしい。それが同級生のお姉さんとなると……。
そして学校の短パン、そらにブリーフを完全に脱がされ、体操服の上は大きく首の方へめくりあげられた。
これでは、ほぼ完全に全裸と変わりない。
そしてクリームを陰毛の所に塗られ、手袋をしているものの、
ちんこをつかみ、右にづらして剃りはじめた。すると竜一は勃起したそうだ。
「竜一君、恥ずかしいよね。でも完全に剃らないといけないから我慢してね」
そして左にちんこをづらし、前にづらし、上にづしとして完全にそり上げた時には、竜一のちんことそれをつかんでいた手袋は我慢汁でべとべとだった。
べとべとになったちんこは、さらにガーゼできれいに拭き上げられ、勃起がおさまりだして、手術台に移動し手術となった。
看護助手のお姉さんは、弟に、同級生の子が来ていて盲腸の手術をしている事と、自分が陰毛を剃った時にこんな状況だった事、それからちんこの大きさや形の話しをしたらしい。
竜一の入院中の恥ずかしい話は、こうやって同級生のお姉さんの看護助手からその弟である同級生へ、そしてバスケット部の何名かに、そしてクラスの男子の大半に伝えられた。
竜一の入院中の恥ずかしい話がクラスの男子の間にあっという間に広まった。
みんなは、竜一がげんざい無毛ちんこである事を知り、妙な興奮感があった。そしてそれを見てみたい、みんなの前で晒させたいという欲求が出てきていた。
しかし、竜一がまだ体育や部活を安静にしている事と、まだ退院直後で、周りには気を遣っている女子も多いという理由で、
すぐにそれを実行に移すのではなく、じっくり計画をたてて実行する事に決まった。クラスの男子はほぼ、竜一以外は竜一のちんこを見る計画に参加している状況になる。
竜一はもちろんそんな事に全く気づいている様子はなく、
普通の学校生活が一週間過ぎだ。
そして竜一が体育と部活に参加する最初の日から計画が実行された。ただ最初の日は警戒心をつけさせないために、軽く行われた。
体育の授業後、ぼくたちは着替えをするために教室に戻る。
教室に戻ると着替えると言っても体操服の上に制服を着るだけの着替えが行われるのだが、竜一が服を着始める前に、竜一の近くの席のものが竜一に声をかけた。
「竜一。今日から体育に参加できてよかったな」
「竜一。手術の後ってこの前見せてもらった時と違いがあるの」
「いや、別に何も変わらないよ。ただ縫った所が確実に安定するために用心してただけだから」
「ふーん。じゃあ縫った所はもうばっちりなんだ」
「多分ね。もう大丈夫」
「じゃあさ、また見せてよ」
「えっ。……… まぁいいけど」
そして竜一は短パンとブリーフを下げ、傷の跡をみんなに見せてくれた。
「ところで竜一さぁ、お前ちん毛生えてるのか? 何か手術の
跡の所とかそのまわり見てもつるつるじゃない」
これは、みんなで考えた、竜一がどう反応するかを見るための作戦だった。
「生えてるにきまってるじゃん。もう中2だょ」
「そうだよな、もうすぐ水泳も始まるし、まだ生えてなかった恥ずかしいよな。」
竜一は必死で強気な顔を見せてるように見えた。あきらかに、
水泳の言葉にびっくりしたような反応があった。
ぼくは、この時、竜一が本当に完全に無毛状態だと確信した。
おそらくみんなもそうだったに違いない。
この日はこれで終わりにした。
竜一のちんこが無毛である事を確信したぼくたちは、次は竜一が無毛であることを自分の口から白状させる作戦を立てた。
もちろん強制的にズボンやパンツを脱がせば解る事ではあるが、
竜一の羞恥心を高めていく事がぼくたちの目的だった。
しかし、自分からは簡単に無毛であることを言うはずがない。
最終的には、竜一が入院した病院の同級生に何かしらの役目を果てしてもらわないといけない。クラスのバスケ部のやつに、協力してもらうよう頼むようにお願いした。
まずは、何気ない会話から
「竜一。盲腸だったんだって」
「うん。そうだけど」
「家の人に聞いたんだけど、盲腸っておならが出ないと退院できないって、どうなの?」
「そうだよ。おならがなかなか出なかったからちょっと入院が延びたんだ」
「大変だったな」
竜一は
「………」無言だった。
また別の奴から
「俺もさぁ、家の人にうちのクラスで盲腸で入院した奴がいるって話したらさぁ、俺の兄ちゃんが、じゃあそいつちん毛剃られてるはずだぞって言ってたよ」
「竜一そうなの」
竜一は黙っていて返事をしない。
もう一回別の奴が聞いた
「ちん毛剃られたの?」
竜一は、
「覚えてない」とごまかした。
「覚えてなくても、小便するときとか自分のちんこ見るから解るでしょ。それとも竜一君ってもともとまだちん毛生えてなかったとか」
「えっ、でもこの前生えてるって言ってたよ」
竜一は明らかに困った顔をしていた。
そして竜一は、
「ちん毛は生えてるよ。当たり前でしょ。」
そう言ってその場から離れ、女子の方へ行き会話し始めた。
竜一は何とかごまかそうとしているが、こちらからすると、
徐々に追い込みができていることは間違いなかった。
ぼくたちが竜一に追い込みをかけているのを感じ危険を察したのが、その日はぼくたちからできるだれ避けるようにして行動していた。
ぼくたちは、妙にしつこくすると怪しまれると思いチャンスを待った。そして次のチャンスは授業の合間の休み時間にやってきた。
竜一が休み時間に誰ともしゃべらず教室から出て行ったので、
教室のドアから竜一が何処に行っているのか見張っていると、
トイレに向かった。ぼくたちも急いでトイレに行った。
そしてトイレのドアを開けると、竜一は小便器の前に立っていた。そして竜一以外は誰もトイレにいなかった。竜一はもうおそらく小便をしている状況だ。絶好のチャンスだった。
ぼくたちは竜一の周りに立ち、竜一をのぞき込んだ。
竜一は小便器にできるだけ近づき、覗かれないようにガードした。
「竜一、男同士で恥ずかしがるなよ」
「竜一、毛生えてるんだろう。ほら見せてみろよ。」
そして軽く竜一の肩を押した。竜一はあわてて力を入れそこから
動かないようにしていた。
「もうやめてよ」竜一はその場を何とか逃れたくて必死だったと思う。
「竜一さぁ。どうせちんこをズボンの中にしまうときに下がらないといけないからその時見えるぜ。それとも俺たちに強引に動かされて見られたいか」
竜一は返事をしなかった。というより返事ができなかったのだと思う。
そしてちょっと考えたのか、竜一は決心したように
「ねぇ。ここにいる人だけの秘密にしてくれる。」
ぼくたちは顔を見合わせた。いよいよかと思った。
「内容次第だな」一人が返事した。
「ちん毛ははえて……た」最後の「た」はほとんど聞き取れないくらいの小さい声だった。
「えっ。何」
「だから、ちん毛は生えてた」
今度は聞こえたがぼくはわざと
「えっ。何って」
「ちん毛はもちろん生えてたけど、手術の前に剃られたの。」
「じゃあ今はどうなってるの」
また竜一は返事をしなくなった。
「つるつるってこと?」
「つるつるって、無毛?」
ぼくたちは解っていたけど、竜一の恥ずかしそうにしている様子に何か竜一を征服したような感覚になった。
竜一はその場にいた5人のぼくたちには、ついにちんこが無毛な事を認めた。
「ちんこがつるつるな事を他の人に言われたくなかったら、ここで俺たちに見せろよ」
竜一は、「ちょっと待って。小便終わらせるから」
「小便しててもいいから早く見せろ」
竜一はあきらめ、小便器から離れ、両手はぼくたちに奪われた。
そしてこのぼくたちとのやりとりの間は、小便を途中でがまんしていたようで、ぼくたちに見られる中、もう我慢できないという感じで、勢いよく小便をし始めた。
小便をしているので、ちんこの棒の部分くらいしかよくは見えないが、ズボンやパンツの中から飛び出しているちんこにちん毛は見えなかった。
そして小便が終わったところで、ぼくたちの指示で、ズボンの窓を竜一自身の手で、大きく開き、パンツは金玉袋の下まで前部分は下げられ、ズボンの中に見えるちんことその周りは本当に小学生のようにつるつるだった。
ぼくは、
「これじゃあしばらくちん毛生えてこないんじゃない。水泳の授業は絶対間に合わないよね」
と言って、竜一の羞恥心をあおった。
「竜一、他の人には秘密にしてやるから、お前これから、俺たちの言うことを聞けよ。言うこと聞かなかったらお前のちんこがつるつるってみんなにばらすからな」
これはあきらかに竜一を助けているようにも見えるが、ほとんどのクラスの男子は竜一のちんこが無毛と思っているので意味のない話だった。しかし、竜一はこれ以上恥ずかしい事を知られたくないと必死で同意した。
竜一のちんこは小さくはなかったが、体の感じと同じで華奢な感じで細く、色白だった。そして亀頭が少し顔を出しているという感じだった。
ぼくたち5人は竜一を自分たちの言いなりになるようにしたので、他のクラスメートよりも優位に立った感じがした。
クラスメートは、まだ、竜一に自分からちんこが無毛な事を何とか言わせようと必死に策を練っていた。
また、竜一に色々と話しかけ何とかそっちに話を持って行こうとするが、結局は失敗に終わっていたようで、その日一日は、ぼくたち意外に竜一から無毛な事を聞き出せたものはいなかった。
そして翌日、竜一のちんこが無毛という事を竜一自身の口からクラスの男子に発表させる事に成功する。
次の日、竜一の入院先の同級生が、面白そうという事で、ぼくたちに協力してくれるという約束をとりつけた事を、朝のうちにクラスの男子ほぼ全員に伝わった。
そして実行は昼休みに行う事になっていた。だから朝から昼間では、昨日と違って、竜一に話しかけてもその話に触れるものは誰もいなかった。
昼休みはいつもの通りグラウンドで遊ぶという事でクラスの男子はほとかどが外に出た。竜一ももちろんいつも通り遊びについてきた。しかし、今日はグラウンドで遊ぶのではなく、グラウンドの端にある野球のバックネットとして使われている壁の後ろの方へ行き、他の学年や他のクラスからは目立たないようにした。
3から5分位すると、主役が登場した。
もちろん主役は竜一の入院先の病院の同級生である。ただ、そいつは、一人ではなく他に3人と一緒に来ており4人でこちらに向かってきた。
「やぁ、手術の痕はもう大丈夫?」
何気ないただたまたま近くにきたという感じで話しかけてきた。
「もう大丈夫だから」
竜一は、話をしたくない、早くどこかに行ってほしいという感じで冷たく返事をしていた。
うちのこの前の5人とは違うクラスの一人が、
「ねぇ、竜一の入院の事詳しいみたいだね」と聞いた。
「うん。うちの病院に入院して手術したからね」
「もういいじゃない」竜一は話を切ろうとした。
「でも竜一さぁ、同じクラスなのに何処に入院したのかとか、病気は何だったのかとか隠してたんだょ」
「まぁしょうがないじゃない。やっぱり恥ずかしいんじゃない」
「入院した事とか恥ずかしいかな?」
「手術の時にね」
「もういいじゃない。やめてよ」竜一は必死だった。
「竜一君が嫌がってるからここまでね。」
竜一はほっとしたようだった。しかしこの会話内容も流れで少しは違っているがほぼ事前打ち合わせしていた内容だ。
「竜一がおしえないからさぁ。教えてよ」さらに続ける。
「ちょっとだけだよ。竜一君が入院した時、手術したのはうちのお父さんなんだけど、手術の前に準備したのが、今看護婦になる勉強しているうちのお姉ちゃんなんだ。でっお姉ちゃんが準備中の事を教えてくれてね。話聞いたけど恥ずかしいよね竜一君」
竜一はもう下も向いて恥ずかしそうにしていた。
「いつもは患者さんの事はあまり話さないんだけど、今回はたまたまお姉ちゃんがぼくと同じ学校の同級生が入院して手術したって事から、お姉ちゃんが教えてくれたの」
「でも手術の準備って恥ずかしいの?」
「竜一君が盲腸だったの聞いた?」
「聞いたけど」
「盲腸の手術はねぇ、大事な所の毛を全部看護婦さんが剃り上げるの。だから、うちの姉ちゃんが竜一君のあそこの毛を剃ったらしいんだ」
この時、竜一はもう隠しようがなく完全に恥ずかしい状況をばらされた時だった。
「大事な所って?」これはぼくがわざと聞いた。
「竜一君本人に聞いてみたら」
「竜一、何処の毛を看護婦さんに剃られたわけ」
竜一はもうあきらめ、
「ぼくのお腹から下、ちんこの所とかの毛を全部剃られた」
ついに竜一が自分の口から認めた瞬間だった。
竜一はついにみんなの前で毛を剃られた事を認めた。
クラスの一人から
「じゃあ、竜一は今つるつるなの?」
竜一は頷いた。
ぼくたちクラスの男子は、竜一の恥ずかしそうにしている様子に、まだいじめたいという欲求がわいてきた。それは、竜一の入院先の同級生も同じだったのかもしれない。
「でも、それだけじゃないんだよ」
入院先の同級生が意味深な発言を続けた。
ぼくたち全員が、看護婦さんに剃られている間、竜一のちんこは勃起し先走りを垂れ流していた事は既に聞いている。しかし、
今回は、竜一のちんこが無毛な事を自分の口から言わせることだけが目的だった。しかし、この発言はこのまま、竜一の知られたくない恥ずかしい話を続けるという事だ。
竜一は慌てて、
「もうお願い。本当にもういいでしょう」
竜一にしてみれば、ちんこの毛を剃られた事すら恥ずかしくて隠しておきたかった事実なのに、これ以上知られたくないという心境になるのはよく解る。
しかし竜一のその希望もむなしく打ち砕かれ、竜一がいるその場で、竜一の恥ずかし話はさらに続けられた。
竜一が一番知られたくない話へと話は進んでいく。
竜一はぼくたちクラスのメンバーがその話は知らないと思っているので、話をしてほしくないという感じで必死だ。
でもぼくたちクラスのメンバーはもう既に知っている。
ただ、竜一の目の前でその話をし竜一がどんな反応するのかがみんな見てみたかったのだ。
入院先の同級生は竜一の必死の説得を無視し話を続けた。
「竜一君はねぇ、ぼくお姉ちゃんが毛を剃ろうととして、パンツを下ろすと顔を真っ赤にしたんだって。そして竜一君の毛が生えてる所にクリームを塗っていたら、すぐにあそこが大きくなったってお姉ちゃんびっくりしてたよ」
竜一は下を向いて顔を真っ赤にしていた。
「あそこが大きくなったって?まさか?」
「そう、竜一君のちんこが大きく勃起したらしい。勃起したちんこは、竜一君は寝かされていたから真上を向いていたらしいよ。」
「竜一、看護婦さんにちんこをみられて興奮したのか?」
竜一は黙っている。
「そしてお腹の下とかから毛を剃り始めて最後にちんこの周りになって、そこを剃るためにはどうしてもちんこをつかまないといけないからちんこをつかんで邪魔にならないように動かしながらそっていたら、出てたらしいよ」
「出てたって何が?」
「もう解ってる癖に、はっきり言ったら竜一君がかわいそうじゃん」
「でもさ、看護婦さんも大変だよね、ちんこをさわらないといけないなんて」
「もちろんゴム手袋をしてするんだよ」
「竜一。剃られている間どうだったわけ」
「出てたって言う位だからめっちゃくちゃ興奮してたんじゃない」
竜一は返事をしない。するわけないとも思うが……。
「竜一、もしかして返事を何もしないって事は今も勃起してんじゃないの?」
竜一はついに口を開き、
「そんな訳ないじゃない。ういいでしょ」
そしてその場を逃げるようにして猛ダッシュで教室に帰っていった。
クラス中の男子の前で竜一は一番知られたくない話を目の前でされて、相当恥ずかしかったに違いない。
でも、このことをきっかけに竜一への下半身に関わるいじめが本格的に始まっていく事になる。