兄貴を売ってしまった

俺には一才年上の兄貴がいる。

身内の俺が言うのも何だけど、不思議な兄貴だった。

勉強は平凡、スポーツは得意じゃないし、見た目は取り立てて美形でもないけれど、兄貴の周りには男子、女子関係なく、いつも仲間がいた。
おっとりしてて、世話焼きで、いつもニコニコしてて鈍臭くて…でも、人気者で女子からは『かわいい』と評判で『お兄ちゃま』なんて言われてた(これは俺が地元で有名人になってから付いた呼び名だけど)。

今の若い人らに『番格』とか言っても分からないと思うけど、要はヤンキーのリーダーかな?
俺や兄貴の通ってた中学にもそんなのがいたけど、そいつはヤンキーのくせに歴史が好きらしくて、同じように歴史が好きな兄貴と妙にウマが合ったみたいだ。
兄貴はそんな番格とか関係ない生徒だったけど、学校の中でも他の学校でも『Iとアイツはマブダチ』と思われてたらしく、俺も中学に入ってすぐに『I君のツレの弟だからってデカイツラすんなよ』といきなりリンチされた迷惑な話もあった。
兄貴は兄貴で、番張ってる奴のダチ、ということで色々恩恵はあったみたいだ。
生徒会の役員とかしていたけど、ヤンキー軍団がバックについてるから誰も兄貴に逆らわなかった。
俺もワルやってたけど、兄貴はある意味、『極悪』だと思ったりしたね。
もちろん、兄貴は全然知らなかっただろうけど…鈍いから(笑)。

そんな兄貴は中学を出てから、中の中ぐらいの平凡な高校に進学した。
番のIも卒業して、そのままヤクザになったが地元からは離れたので、Iの恐怖のタガが外れて、周りの学校を巻き込んだ戦国時代みたいになった。
俺が三年の夏ぐらいには収まったけど、何か色んなグループがいっぱいあって、兄貴達の代とは違う雰囲気だった。
そんな中で、Iの時代に結構暴れてた俺はそれなりに力のあるグループを率いることになってたんだ。

俺が三年の秋ぐらいだったかな。

とある先輩が訪ねてきた。

兄貴を呼んでほしい、と言ってきた。

どうして?と返したら、とにかく連れてきてくれ、と言われた。
この先輩、中学出てから高校退学させられて、それからは組に出入りしてるって噂されてて、Iの舎弟頭だったってだけに喧嘩も強い人で、地元では一目置かれてた。
逆らうのはあんまり得じゃないと思った。
それに、『小遣いはずんでやる』と言った。
俺の家はあんまり裕福でないうえに、兄貴が私立の高校に入ったものだから、余計に苦しかった。そのとばっちりは俺の小遣いにもあって、兄貴を呼んでくるだけで幾らか貰えるなら、と正直、魅力に思った。

家に帰って夕飯が終わってから、兄貴の部屋に行ってみた。
兄貴は何か、ブラスバンドの楽譜か何か見ていた。

『相談、あるんだけど…』

と声を掛けたら、兄貴、にっこり笑って

『どうしたの?珍しいな、お前が僕に相談なんて』

なんて言う。

俺は小遣いが貰えるということが一番頭にあって、少し怪しく思ったけど、兄貴を先輩のところに連れていくためにでっち上げを話した。
兄貴は黙って聞いてたけどそのうち、
『仕方ないね。いいよ』
と、また笑ってみせた。

その日、俺は兄貴を連れて待ち合わせ場所の喫茶店に行った。
あんまり雰囲気のいい店でなくて、地元では近付くなと言われてた。
下校途中で制服のままで来た兄貴は落ち着かない感じだった。
しばらくしたら、先輩が来た。
俺や兄貴を見付けるとテーブルにやって来た。
『君だったの?』
兄貴がいきなり言った。
『やめてもらえないかな?僕の弟を困らせるのは?I君だって、こんなのは許さないだろう?』
先輩は面喰らったようだったけど、ちょっとしてからケラケラ笑った。
『何?お前、お兄ちゃんにそんな話したの?』
タバコに火を付けながらジロジロと兄貴を見た。
『ま、いいや。変わらねえな~、お兄ちゃま?』
それから先輩は外の方をチラチラ見てた。
『じゃ、行こうぜ』

俺ら三人は店を出た。

外には車が止まっていて、見るからにチンピラな男が二人、側に立っていた。
俺達を見付けると一人がニヤニヤ笑いながら顎をしゃくった。
もう一人の、ガタイのでかい男が兄貴の腕を掴むと、あっという間に車に乗せてしまった。俺と先輩も乗り込んだ。
兄貴は突然のことに気が動転してしまっていた。恐怖心ありありで体を固くしている。
俺も俺で何が何だかわからなくて、黙ってた。
チンピラ二人と先輩だけがニヤニヤしていた。

車が止まって下ろされた場所を見て、俺はビビってしまった。
そこは公営住宅だけど『ヤクザアパート』とか呼ばれてて、地元では有名なところだったからだ。
兄貴も多分、同じだったのじゃないかな?
でも、まだその時は兄貴がIのマブダチ(と言われてた)だから、本当に兄貴に会ってみたいだけだと思ってた。

兄貴が二人のチンピラに背中を押されるようにして歩くのに先輩と俺が付いていく。
『まあ、面白いことになるぜ』
にやけながら先輩が言ったけど、まだその意味はわからなかった。

とある一室に入らされると中に別の男がいた。
二人のチンピラより少し年上ぐらい、胡散臭さ全開のヤクザ者だった。
『お~、M!連れてきてくれたか!』
ヤクザが言った。
『そっちは何?』
『あ、こいつの弟っす』
ヤクザは俺をジロッと見たが、何か変な笑顔を見せると近寄ってきて、俺の肩をポンと叩いた。
『弟君に見せるのも酷だけど…まあ、なかなか見れるもんじゃないし、ゆっくりしていきなさい』
今度は兄貴の方を見た。
『…よし、じゃあ楽しませてもらおうかな』

それが合図だったみたいに二人のチンピラが兄貴を突き倒し床に押さえ付けた。
『わ…!ちょっと!…何をするんですか!?』

兄貴は暴れたけど、チンピラ二人、特にでかい方の力には勝てなかった。
先輩が俺に椅子を勧めながら隣に座った。
『まあ、見てなって。俺は趣味じゃないけど、面白いのが見れるから』
チンピラ二人は兄貴の制服を乱暴に脱がし始めてた。
『いや、いやだっ!やめてください!』
抵抗しても無駄だった。あっという間にパンツ一枚の姿にされてしまう。
『あー、お前ら全部脱がすなや。楽しみが減る』
ヤクザが見下ろしながら言った。
兄貴の上に跨がった。
『何をするんですか!?服、返してください!』
兄貴が睨み付けながら言った。正直、兄貴のこんな気の強さを見るのは初めてだったけども…。
『可愛がってやるからな、ええ?エッチな体つきしてるね~』
ヤクザが兄貴の胸に手を触れた。
『あっ…』
ヤクザ者は兄貴の胸をまさぐる。指先で乳首を転がしたり摘まんだりする度に兄貴は体を捩った。
それまでに俺もエロビデオとか見たことはある。だがそれは女と男のものだ。しかも、今、悶えさせられてるのは自分の兄貴だ。
俺はほとんど頭が真っ白でただその現場を凝視していた。
『感度いいな~、おい?』
ヤクザは兄貴の胸を舐め始めた。舌は胸以外にも脇や腹、首筋なども這い回る。
『…いや、いやっ…やめて…お願い…』
兄貴は涙を流しながら拒むが、手足を押さえられてるのでどうしようもない。
『何言ってんだ?乳首、固くしてるじゃねえか?』
ヤクザの手は兄貴の下半身に伸びてきた。
『おいおい?チ○ポもでかくしてるじゃねえか?』
白いブリーフの上から兄貴の股間を撫で回す。
『いやっ、いやっ…!』
二人のチンピラが体勢を入れ換えて兄貴の足を開かせた。ヤクザは舌をブリーフに這わせる。

『…この人、男好きでさ、いい子いないかって前から言われてたのよ。それでお兄ちゃま思い出した、って訳』
先輩がタバコを吹かしながら、こともなげに言った。
俺はただ呆然と見ているだけだった。

『あっ!ああーっ!』
兄貴が絶叫に近い声を上げた。
『気持ちいいだろ、ええ?若い子はみんなココが弱いんだ』
ヤクザは兄貴の足の付け根辺りをねちっこく舐め回していた。同時に手は太ももやチン○の辺りを撫で回し続ける。チンピラも加わってきて、乳首を責め立てている。

『下、向かせろ』

ヤクザオヤジの命令で兄貴がうつ伏せにされた。ヤクザ者は兄貴の背中を責め、やがて下の方へと移動していった。
ブリーフに手を掛けると、それを察した兄貴が暴れて抵抗した。
『いやぁ!だめ…だめ!』もちろん無駄な抵抗で、白くて丸い尻が丸見えにされてしまった。
『へぇ~。お兄ちゃま、女みたいなケツしてんじゃん!』
先輩が半分感心したみたいな言い方をした。
『えーケツだ、こりゃ!』
ヤクザも嬉しそうに撫で回している。
その尻をヤクザ達が高く突き上げさせた。手で左右に割った。
『綺麗な穴してるわ!さすがは高校一年生!』
引き摺るように体の向きを変えさせ、兄貴は尻を俺達の方へと向けた。
『そら!弟君にもケツの穴見てもらいな!』
思い切り尻の肉を広げさせられた。
『やだ!…見るな!見るな!見ないで!』
叫ぶのも空しく、兄貴は俺に肛門を晒した。
肛門なんて、見たことなんてない。初めて見るそれが自分の兄貴のものになるとは考えもしなかった。
俺は食い入るように、兄貴の尻の穴を見ていた。
それは思いがけないくらい綺麗に思えた。
『なんだ、この。ヒクヒクさせて…ええ、おい?悦んでんのか?』
兄貴は声を上げて泣いていた。
『泣くほど嬉しいか?弟にケツ見られてよ!?』
ヤクザが指を唾で濡らすと兄貴の尻の穴にあてがい、そのまま押し込んだ。
『うああああーっ!?』
『おおー。こりゃマブのサラだな。固いわ~』
指を出し入れしたり、回したりしながらオヤジが嬉しそうに言った。
『どうします?少し広げてやりますか?』
チンピラの一人が兄貴の尻の肉を撫で回しながら言った。
『もったいないこと言うなや。このままでやっちまうのよ』
ヤクザが兄貴から離れるとズボンとパンツを一気に下ろした。
イボイボだらけのでかくなったチ○ポだった。
唾を塗り付けると兄貴に近寄った。
『さあ、お兄ちゃん。処女喪失しようか~?』
ヤクザは俺によく見えるように向きを直すと、変形○ンポを兄貴の尻の穴に宛がった。
『やだ、やだ、やだぁ!やめて、やめて!』
『ほら、力抜かないと痛いだけだぞ~』
『まあ、どっちにしても入れちまうけどな、無理矢理な』
ヤクザ達は口々に楽しそうに言う。
『痛!痛いぃーっ!だめ、やめて!ごめんなさい!ごめんなさい!』
『まだ先っちょも入ってないよ?ほら、ほら!』

俺は何だかわからないけどものすごい興奮を感じながら、ヤクザのチン○が兄貴の中に入っていこうとするのを見ていた。
『やべ~。俺も勃ってきちゃったよ~』
先輩が言った。
『お前も後でやらせてやるよ』
チンピラがそれに応じた。
『ひぎゃあぁ!』
兄貴がものすごい悲鳴を上げた。
『よっしゃあ!入った、入った!こーりゃキツいわ~!』
ヤクザが狂ったような声で叫んだ。
両手で兄貴の尻の肉を掴み腰をグリグリと押し付けている。
『さ~あ、動かしてあげるよ~。君は可愛いから中にたくさん出してあげるからね~』

ヤクザはピストン運動を始めた。

『お前の兄貴さぁ、俺、前からムカついてたんだよなぁ』
兄貴が犯されているのを眺めながら、M先輩がタバコを吹かしてた。
『強くもねぇクセにIと仲いいってだけでデカイ面してさ。それでヘンに人気あって、いつも幸せそうな顔してて…すげぇ嫌いだったけど、いい気味だぜ』
俺はぼんやり聞いてたけど何か違うと思った。
兄貴は確かにのほほんとした感じだったけど、腕っぷしは弱かったけど、弱虫じゃなかったし、うっとおしいぐらいに誰にも親切でお節介で優しかった。
俺は兄貴を尊敬してる訳でもなかったし、別に好きという訳でもなかったけど、嫌いじゃなかった。
だから、先輩が『いい気味だ』と言うのはすごく違和感を感じたんだ。
もうやめてやって欲しい、とさえ思ったけど、ヤクザ達の矛先が自分に向いてくるのは確実だし、言い出せなかった。
ヤクザは兄貴の尻に勢いよく腰を打ち付けている。体勢を変えると兄貴のチ○ポも同時に弄くりだした。
『おーおー!先走りでビチャビチャじゃねぇか!?やらしいな、ええ!?』
兄貴の声が変わってきていた。
『あっ、あっ、あん、あん!』
ピストン運動に合わせて喘ぎを洩らす。色白な体は少しずつ、赤くなってきていた。もう抵抗はしていなかった。
『元々そのケがあったんだな、お前の兄ちゃん』
ガタイのいい方のチンピラが俺達の方へやって来てタバコをくわえた。先輩がそれに火を付ける。
『女みたいにナヨナヨしてましたからね、中学ん時から。こんなのがモテてなんて信じらんねーすよ』
もう一人のチンピラが兄貴の髪を掴んで顔を上げさせると、勃起したのを兄貴の口に押し込んだ。
『歯ぁ立てんなよ?アニイが終わるまでこっちも楽しませろよ』
チンピラはがっちり兄貴の頭を押さえてスラストを加えた。
『おう、いきよったわ!』兄貴は尻と口を犯されながら射精したのだった。兄貴分のヤクザは容赦なくそのチン○を捏ね回す。
『若いんだからいくらでも出るだろ?ほれ、まだ固いじゃねーか!?』
兄貴は激しく身を捩っているが、それはもう抵抗じゃないみたいだった。
ヤクザは体勢をバックに戻すと、再び兄貴の尻を激しく突きまくった。
『おう、締まる締まる!どんどんええ具合になりよるわ!』
ヤクザは狂ったみたいに叫んだ。
そうして、大きな呻き声と共に深く突き込み、動きを止めた。
ゆっくりと、イボイボチ○ポが引き抜かれると、兄貴は脱力したように尻を落とした。
『おいおい?まだ終いじゃねえぞ?』
兄貴にフェラさせてたチンピラが尻の方に回ってきて突き上げさせると、いきなり入れた。
『うあ…!』
『さーあ、可愛いお顔をよく見せてくれよ?』
チンピラは正常位に変えると兄貴の足を開かせて突き始めた。
ポケットから何かを取り出した。ローソクだった。デカイ方のチンピラがニヤニヤしながら近付き、それに火を付けると自分は兄貴の頭の方に回って腕を押さえた。
『うぎゃあ!』
ローソクの滴が兄貴の乳首に落ちた。
『おう!よう締まるぜ!』チンピラは尻を犯しながらローソクで兄貴の体をいたぶる。
『あっ、熱い!熱いっ!熱いーっ!』
『えー顔しやがるわ!ほうら、もっとうたえや、こら!』
『お兄ちゃま、実はヘンタイなんだね~。ローソク落とされてんのに勃ってるぜ?』
先輩が蔑んだような口調で言った。

やがて二人目も終ると、反対側のテーブルでビールを飲んでたヤクザオヤジが先輩の方へ顎をしゃくった。
『M、やっていいぞ』
『え?俺っすか?』
『やりてえって言ってたじゃないか?』
『でも、Yさんがまだっすよ?』
『こいつがやったらお兄ちゃんのオシリ、ぶっ壊れるかもしれんだろ?遠慮すんな、先にやっちゃえ』
そう言われると先輩は立ち上がって下を脱いだ。
仮性包茎の○ンポは勃起していて、先走りで光っていた。
『気ぃ付けろよ。お兄ちゃん、名器だからすぐイっちゃうかもよ?』
先輩が兄貴の足を開かせて包茎チ○ポを穴に押し付けた。すでに二人分の精子を打ち込まれてるから、すんなり入った。
そして、何回か動かしただけで先輩は情けない声を出して果てた。
『なんだよ!?もう終わったのかよ!?早漏か、おめぇは?』
ヤクザ達が大声で笑った。
『ち、違いますよ!こいつのケツがヤバすぎなんですよ!』
先輩は恥ずかしそうにしていたが、横たわる兄貴を蹴って八つ当たりした。

『さあ、本日のメインイベントと参ろうかい!?』
ヤクザ達が兄貴を取り囲んだ。
兄貴分が荒縄を持ってきていて、すでに無抵抗になっている兄貴を後ろ手に縛った。
その側でガタイのいいチンピラがズボンを下ろした。
馬並みとか言われるような太くて長いチ○ポが天に向かって突き上げていた。
『ほうら、見てごらん。今度はコレで君のオシリを突きまくってあげるからね』チンピラの一人が兄貴の顎を掴んで上向かせた。
『…やだ。…だめ、そんなの…そんなのやだ…』
兄貴は恐怖にかられて激しく首を振った。
『だーめ。ちゃんと最後までやんないと…』
デカチンピラはニヤニヤしながら椅子に座り、大股を開いた。巨大チ○ポを握り締めている。
他の二人は兄貴の足を片方ずつ抱え上げると、そのままガタイの方へと運んでいく。
『三人分のザーメン入ってんだ、すんなり入るさ』
『まあ、ちっとは裂けるだろうけどね』
指のV字で尻の穴を押し広げる。中に注がれた精子がトロトロと漏れだした。
ガタイチンピラの○ンポに宛がわれる。
『いや…いや…、だめだってば…』
兄貴は必死で拒んでるけどどうしようもない。
二人の兄貴を持ち上げてる力が少し弱められた。
『ひぎぃ!』
兄貴の言葉にならない叫びが響いた。自分の体重で強制的に馬並みチン○を受け入れさせられる。
『あああーっ!痛い、痛い、痛いーっ!』
もがくけど、チ○ポは容赦なく入ってくる。
『おーう。先が当たっとるわ!』
仲間の手から兄貴の太ももを受け取ったガタイは満足そうに言った。
『どれ?よう見せてみい』兄貴の足がさらに大きく開かれた。
兄貴の尻穴に極太のモノが深々と突き刺さっていて、隙間から先の三人の精子が垂れ流している。
兄貴は背が高くて、尻は痩せ気味の体にしては丸くて大きい。それでもガタイチンピラの○ンポは入り切らないみたいで、根元から何サンチかが残っていた。
切れたらしく、血がにじんでいた。
それは異様な迫力がある光景だった。
俺はただただ凝視するだけだった。
『どうだ、お兄ちゃん?太くてイイだろう?』
兄貴は息をするのも苦しいみたいに体を震わせてもがいていた。
『…き…つい…。お腹…痛い…』
『ええ眺めだ!おい、撮っとけ撮っとけ!』
チンピラがいつの間にかカメラを持ってきていて、兄貴の姿態を次々に撮り始めた。
『いやぁー!撮らないで、撮らないでー!』
兄貴は顔を背けようとするが、ヤクザに顎を掴まれて前を向かせられる。
『現像できっこないなんて思わん方がいいぞ。ちゃんと写真に出来るし焼き増しも出来るんだぜ。チンコロしたら…わかってるよな?ええ?』
『俺はばらまきたいっすけどね』
先輩が言った。

『さあ。みんなで気持ちよくしてあげようか。弟君はよく見ててあげてくれよ』
三人はそれぞれに兄貴の体を責め始めた。
両方の乳首を弄くられ、チ○ポや股ぐらを舐められ、結合部を責め立てられる。ガタイの巨根は突き刺さったままで時々グリグリと動かされる。
兄貴の表情から苦痛の色が消えかけていた。
男のものと思えない、悩ましい喘ぎ声がヤクザ達の起こすピチャピチャという音と一緒に部屋に響く。
『ええ声出して泣くのう、この子は。…ほれ、出したかったら出しなよ。何回でもイカしてやるから!』

白昼夢っていうのかな?
そんな感じだった。
全部現実に起きていることなのに、現実じゃないみたいな…。
兄貴も俺の兄貴じゃなく、完全な別人に見えていた。
その時俺は、いたぶられる兄貴の姿に、自分のチ○ポが勃起しているのに気が付いた。
『お前もやってやれよ。お前だって、こんな兄貴に比べられて迷惑してるんだろ?』
先輩が言ったが、俺は答えられなかった。
『M、それは人の道に反してるぞ。いくらワルだっても自分の兄貴犯すのはできんぞ、なあ?』

兄貴は何回イカされたかわからないぐらい責め続けられ、縛られたまま床に転がされた時にはぐったりしていた。
ガタイはその兄貴の尻を高く持ち上げると、再びチン○を突き入れた。
ゆっくりと、抜ける寸前まで腰を引き、そうしてから強く突き込む。それを繰り返す。
兄貴はその度声を上げた。
『開発完了、だな』
他の連中はニヤニヤそれを見下ろしていた。
『お兄ちゃんに聞いてみよう』
ヤクザが屈んで兄貴の顔を覗き込んだ。
『どうだ、お兄ちゃん?気持ちいいか?』
兄貴は顔を反らして、答えなかった。ヤクザはガタイに目配せした。
ズズーッとチ○ポが抜かれる。カリ首が見えそうなぐらいまで抜くと、そこで止めた。充血した、兄貴の尻穴が内側をめくれあげて見せていた。
『チ○ポ抜いちゃうってよ?どうよ?抜いて欲しくないだろ?ええ?』
『…………』
『ほんとに抜いちゃうぞ?ほーら、もう先が見えてるぞ?』
『…………』
『何とか言えよ?』
次の瞬間、俺は思わず耳を疑った。
『抜かないでーっ!抜かないでください!もっと…もっと!』
兄貴が髪を振り乱して絶叫した。ガタイはニヤリとすると再び兄貴の中に突き刺した。
『よーし…。素直でいい子だ。…じゃあ、自分でケツ振ってみな?』
兄貴は言われたとおりに尻を振った。そればかりか、自分でスラストを加えようとさえした。

信じられなかった。
俺は兄貴が堕ちるとこまで堕ちたのを認めるしかなかった。

『よーし。じゃあ仕上げとするかい?』
ガタイのチンピラはスラストのスピードを早めた。片手で兄貴の尻を掴み、もう片手で兄貴のを扱いてる。
他の三人は兄貴の体のあちこちを弄くったり、交互にフェラさせたり、自分で扱いたりしてる。
『あん!あん!あん!』
兄貴の声はもう悦びにしか聞こえない。
『それ、それ!いくぞ、いくぞ!?』
やがてガタイが獣みたいに吠えて、兄貴の中に放出した。
ヤクザオヤジが兄貴の口の中に注ぎ込み、他の二人は兄貴の背中や尻にぶっかけた…。

終わったあと、兄貴はそのまま放っておかれてた。
放心状態みたいで、身動きひとつしなかった。
精子で汚され切った尻がヌラッとして光ってて、尻穴からは大量の精子と兄貴の腸液がドロッと出ていた。
俺はどうしたらいいかわからず、ただ椅子に座ったまま兄貴を見守ってた。

兄貴がゆっくりと起き上がった。
俺は部屋の片隅からティッシュの箱を見つけてきて、兄貴の側に置いた。
『…兄貴…じゃなくて、兄ちゃん…。ごめん…』
俺は兄貴の肩に手を置こうとしたけど、兄貴はそれをバシッと払いのけ、俺を睨み付けた。
物凄い目付きだった。これまで見たことのない、兄貴の顔だった。
でも、それは一瞬で、兄貴は膝を抱えると肩を震わせて泣き出した。

すごい罪悪感と、無力感だった。

『おい。風呂沸かしてやったから浴びてきな。弟君はお兄ちゃんのこと、手伝ってやれよ?』
チンピラの一人が隣の部屋から顔を出して言った。
俺は憎しみが込み上げてくるのを感じたけど、仇を討つなんて気持ちは出てこなかった。
やれば、今度は俺が標的にされる…それが怖かった。

兄貴はノロノロと立ち上がると、裸のままで風呂場の方へと歩き始めた。
俺はそれに付いてこうとしたけど、兄貴は振り返ってさっきみたいな鋭い目付きで俺を睨んだ。
『付いてくんな!』
吐き捨てるように言った。
『…手伝うよ。…ほんとにごめん…』
『謝るぐらいなら最初からすんな!…いいよ…自分で出来るから…ほっといてよ…』
俺は兄貴を見送るしかできなかった。
『何?兄弟ゲンカ?お兄ちゃまも怒るんだ~?』
先輩がそう言った。俺は思わず先輩を睨み付けた。先輩は一瞬、ビクッとしたけど、すぐに元の薄ら笑いに戻った。
『…んだよ?しょうがねえだろ?本職に勝てる訳ねえんだから。…ほら』
『何これ?』
『小遣いだよ。結構くれたぜ。お兄ちゃまにも分けてやれ、って兄貴が言ってたぜ』

兄貴は身支度するとヤクザ達の車で送ってもらって帰った。
俺は一緒に帰る気になれなくて、夜の街をブラブラして遅くに帰った。

親とかを起こさないようにそーっと二階に上がる。

何か自分の部屋に戻る気にならなくて、俺は兄貴の部屋に行った。兄貴はいつも鍵を掛けてないから、すんなり入れた。
兄貴は布団を被って眠っていた。
さっき、あんなに酷い目に合わされたのがウソみたいに、いつも通りの、のほほんとして優しい兄貴の横顔だった。
俺は兄貴に触れてみたくなった。
ちょっとくせ毛の、何にも手を入れないせい(兄貴は寝癖取るぐらいでムースとかも使わなかった)で綺麗な髪、顔立ちを幼く見せてるプクッとした頬。つつーっと指で撫でていると、すごく愛しく思えた。
犯されてた時に見た、兄貴の裸が頭に浮かんだ。
俺は布団の中に手を入れて兄貴の体をパジャマの上からなぞった。
筋肉の乏しい、いつまでも子供みたいな体つき、色が白くて、そういや小学生の頃まではチェック柄とかピンクの服着させられてたこともあって『女、女』といじめられてたっけ?よく俺が仕返ししたかな。
気が付いたら、兄貴の尻を撫でてた。
パジャマの中に手を入れそうになって、危うく思い止まった。

涙が溢れてきた。

『ごめんな、お兄ちゃん』
俺はもう一度、頬に触れてからベッドを離れた。

『雄一』
兄貴の声が呼び止めた。
起きていたのだった。
『…さっき、怒鳴ったりして、ごめんね。…お前にも訳があるのにね。お前は最後まで兄ちゃんに何もしないでくれたのにね。…本当にごめん。』
俺は振り返らずに聞いていた。
やはり不思議な兄貴だ。
あんな目に合わされて、どうしてそういうことが言えるのか?
『約束してくれる?』
『…何?』
『この機会に真面目になって欲しいな。…お前は本当は兄ちゃんなんかより、頭もいいし、運動も出来るのに、どうして悪い奴のフリをするんだい?』
『…………』
『少しずつでいいよ。…お前が真面目になってくれたなら、僕、今日のこと、許せると思うんだ』
『…わかった、やってみるよ』
『よし、約束だよ!?…じゃあ、この話はおしまい!』
兄貴の声にいつも通りの明るさが戻っていた。

『…じゃ、おやすみ、兄ちゃん』
『おやすみっ』
ドアを開けようとした時、兄貴がまた呼び止めた。
『…何も言わないで体、触んないでね。びっくりするから…』
『…ごめん』

兄貴はそれからも、あのヤクザ達に呼び出されては慰みものにされていたみたいだ。
ある日曜に制服で出掛けようとする兄貴を見て、尋ねてみたら、黙って万札を握らせて『内緒だよ』なんて言ってた。
兄貴が事件後、ゲイになってしまったのは確実だ。
もっとも、俺も似たようなもので、兄貴の犯されてる光景が振り払えず、思い切って打ち明けたら、兄貴、『最初で最後だよ?』って体を許した。
兄貴を抱いたのは、この一度だけだ。
ちなみに、ヤクザ達は何かの事件に絡んでパクられたようだ。

事件後の兄貴については、ちょっとした評判になってた。
一番多かったのは『大人っぽくなった』『哀愁を感じる』『色気が出た』というのだった。確かに髪を伸ばし始めたし、何かすると遠くを見てるような仕草が多くなってはいた。
本人が意識してたかどうかは知らない。

俺は結局、兄貴との約束を守れなかった。
努力はしたけど、大晦日の集会に行って、運悪くパクられたのだった。
家裁に送られることもなく釈放され、親父に死ぬほど殴られた。
でも、そんな痛みよりも、家に帰った時の、兄貴の冷たい眼差しの方が、痛かった。

兄貴はそれから口も聞いてくれなくなった。
部屋に鍵をかけるようになり、前の明るい雰囲気が消えた。
兄貴はまるで小学生みたいに、学校のこととか、事細かに家で話すのだけれど、それもなくなり、家の中で浮いた存在になってしまった。
そのうち、外での噂も聞こえてきた。
兄貴が『冷血人間』みたいに言われ始めてた。
何でも、告ってきた女の子の前で、表情も変えずに手紙を破ったらしい。それを俺がとがめたら、兄貴、フンと鼻で笑って部屋に閉じこもった。
学校でも、いきなり友達を殴ったとかで、親が呼び出されたこともあった。

それとは別に兄貴がウリやってるなんて噂もあった。
それも聞いてみたら、『何?僕を抱きたいの?』と返された。
人を嘲るみたいな、嫌な目付きだった。

兄貴は高校出てから就職して、家を出たきりほとんど戻ってこない。何年に一回かは帰ってくるけど、その度にどこかおかしい雰囲気をまとってきた。
もう四十になったけど、この間見た時はもう、あののほほんとした坊っちゃん坊っちゃんな面影や誰からも可愛がられる素直な性格はなくて、肥った、性格もひねくれた醜いオッサンに変わり果ててた。

もうどうにもならないけど兄貴が昔の自分を取り戻してくれないかと、思ったりしている。

何か書いてしまってから、すごく悲しくなってしまったから、昔の兄貴の思い出なんかを少し書いてみる。

兄貴は『薫』という名前。

一人目は女の子で、と親が思ってたらしく、薫なら男の子でも使えるからと、そのまま付けてしまったらしい。

性格とかは本文に出てるし名前と容貌、服装が元で幼い頃はいじめられてたことも書いたから、詳しく書かないけど、とにかくお節介な兄貴だった。
兄貴の優しさとかお節介ぶりが評判になるのは小学六年生ぐらいからだったかな?
友達が大事な物を無くしたとか言って、兄貴をからかおうとしたことがあった。
兄貴はそれを真に受けて暗くなっても探し続けてた。友達はびっくりして、『家にあった』と二重のウソをついたのだけど、兄貴は泥だらけでニッコリ笑って、『よかったね~!』だってさ。

兄貴も人並みに好きな女の子がいたことがある。夕飯どきになると、その子の話ばかりするからわかりやすかった(笑)。
でも、好きになるのは逆に兄貴みたいなタイプが嫌いな子ばかりで、一度も実ったことは聞いたことない。

中一の時に陸上部の女の子が好きだったみたいだけどある日クラスメイトに同じ子が好きな奴がいて、兄貴に打ち明けたらしいんだ。
兄貴、何を思ったか『まかせて!』とばかりに、そいつとその子をくっつけるために駆けずりまわった。
最後にはその女の子に『よし!君に免じて付き合ってあげよう!』と言わせて、とうとうくっつけてしまった。
これは学校の中で評判になり、兄貴はキューピッドみたいに言われて俺が中学入った時も噂は健在だった。
でも、その夜、兄貴は部屋で一人で泣いてたのを俺は知ってる。

失恋で落ち込んでる仲間を励ますのでもエピソードがある。
『僕は何にも出来ないけど力になれるなら何でも言って?』
だと。相手はなんかおかしくなって笑ってしまい、すぐ立ち直れたんだと。

俺達の中学の頃はケータイなんかなくて、男女のやり取りは交換日記がメインだった。兄貴はそれのお願いするのや、行き来なんかを次から次へ引き受けてて、カバンの中にはいつも五、六冊の(他人の)交換日記が入ってた。
休み時間とかに忙しそうに配達してる兄貴の姿を何度も見たな。

クラスマッチの時なんかは誰も仲間に入れてもらえない、運動音痴とかいじめられっ子の弱小チーム率いてたな。
ヤンキーのチームに当たって、そいつらどさくさに蹴り入れたりするんだけど、兄貴、全然怯まなくて、チームの奴も勇気づいて、とうとう勝っちゃったよ。

そんな兄貴だから、先生連中からも可愛がられてたし皆から好かれていた。
だから、兄貴が腹痛(腸閉塞だった)で救急車で運ばれた時なんか、まるで芸能人の葬式みたいになってたよ。校舎から校門まで列ができてさ、女の子なんかみんな泣いてた。
この頃から『お兄ちゃま』と呼ばれたんだと思う。

俺、兄貴に黙ってたことがある。
兄貴が三年の時のバレンタインで、俺、結構な数のチョコ、預かってたんだ。
俺、それ全部握り潰しちゃった。
『雄一はいっぱいもらえるんだね~。兄ちゃん、分けて欲しいな~』
って、笑ってた。
兄貴、ごめんな。あの頃の俺、兄貴に負けたくなかったんだ。

複雑な家庭の事情を抱えた少年ユウと、その隣に住む青年昭二。ある時、ユウのからだにただならぬ傷があるのを見つけた昭二は思わず――。


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