僕の中学校生活は屈辱的なものだった。これは、僕が受けた屈辱の記録だ。
野球少年だった僕は、中学入学後、野球部に入部した。
泥だらけになりながら白球を追い、切磋琢磨する日々、を送るはずだった。
しかし今、僕は汚い部室で上半身裸になり正座させられている。
その時、僕は先輩からバットで腹を撃たれた。
そう僕はいじめを受けているのだ。
いじめの原因は、僕の容姿にある。僕の身長は145cmしかなく、顔は女顔、髪型はスポーツ刈り、そのためボーイッシュな女子に見える。
これが先輩は気に入らないらしく、入部早々
「お前そんな見た目で野球ができると思ってるのか。大体野球部は丸刈りって決まってんだよ。」
と怒鳴った。実は僕の頭には生まれつき傷があるため丸刈りにするのは避けてきたのだ。
ここからいじめが始まった。
まず、僕は部室にあったバリカンで丸刈りにされた。
次に先輩は
「そんな体して本当に男子か身体検査で確かめる。体操服脱げ」
と言った。
僕は抵抗したが、先輩に取り押さえられ無理やり体操服を脱がされ、その下に着ていた学校指定の白ランニングシャツとブリーフも脱がされた。
先輩は僕の体をじっくりと睨んでいる。
男である僕の体には当然股間にアレがついている。
そこを先輩は見て、
「ついてるだけじゃ本物かわかんねーよな、ここでシコれ」
と言ってきた。僕は羞恥心から赤面し、大量の汗を掻いていた。
しばらくして、震える僕の手はアレを掴み、もう先輩に逆らっても無駄だと思って必死にアレを刺激した。
呼吸が荒くなり、はあ、はあ、と声が漏れる。
「女みてーな体してるお前は白いヤツだせっかな」
と言って先輩は嫌な笑みを浮かべている。
その直後僕を快感が襲った。
先輩は何も言わず、僕の脱いだ体操服で飛び散ったアレを拭いた。
そして、僕に体操服を投げつけ
「着ろ、その体操服は洗濯禁止だ。あと、お前風呂も入んな、そうすればニキビが大量にできてその女顔も男らしくなるだろ、臭いも男臭くなるしな。見た目が男らしくなるまでは練習に参加させーねぇよ。」
こうして、男らしくするためのトレーニングという名で僕へのいじめは続いていった。